ときめきに死す
芥川賞作家・丸山健二、初の電子書籍化作品
『ときめきに死す』発売!
23歳にして芥川賞を受賞、まもなく文壇との関わりを拒否して故郷・長野で執筆生活を送る孤高の作家・丸山健二の不朽の名作『ときめきに死す』を発売します。
全てを投げ出した「私」を訪ねてきたかつての同級生に大金をつまれ頼まれたのは、ある山荘で若きテロリストの世話をすることだった。
重大な使命に向かって黙々と鍛錬する謎の青年に、一度はしぼんだ中年男の心は激しく脈打ち出す。
そしてその日を迎え「私」が目にしたものは……
■著者プロフィール
1943 年12 月23 日 長野県飯山市出身
1964 年 国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)を卒業後、東京の
商社に勤務
1966 年「夏の流れ」第23 回文学界新人賞受賞
1967 年「夏の流れ」第56 回芥川賞受賞
1968 年 長野県へ移住
1973 年「雨のドラゴン」第9 回谷崎潤一郎候補作になるが辞退
1976 年「火山の歌」第12 回谷崎潤一郎賞候補作になるが辞退
1987 年「月に泣く」第14 回川端康成文学賞候補作となるが辞退
長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。長編小説のほか、メッセージ性の高いエッセイや写真と散文による写文集などを刊行。著書多数。
最新刊として、2011 年2 月エッセイ『さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない』(求龍堂)、2011 年3月写文集『草情花伝』(駿河台出版社)、2011 年4 月小説『眠れ、悪しき子よ』(上下巻/文藝春秋)を近年の集大成として3 冊連続刊行。
解 説
芥川賞作家・丸山健二の不朽の名作『ときめきに死す』を電子書籍としては発売します。都会でくすぶる男の心の裡を静謐な文体で描く丸山文学を、ぜひこの機会にご一読ください。
