時代の変化を捉え直し、将来の展望を描くには、これまでの歴史への視点を明確にしなければなりません。
歴史とひと言でいっても、戦後史、近代史、日本の文化史、メディア史、経済史など多種多様な視点が可能となります。
視点を明確にして歴史を眺めれば、その延長線上に最先端の動きが自ずと見えてきます。その流れから、現在を評価し未来への施策を現します。

取材/ヒアリング
現在のポジション、これまでの歩みから、その背景を分析。

要素分解
すべての素材を基本となる5つの要素に分解、整理。

5つの要素
①環境(社会枠/世界観)
②主となる話者、メインモチーフ(話者-読者/モチーフ-モチーフの関連)
③根本の抑圧(アンチテーゼ、⑤に対する最大課題)
④クライマックス(核心となるテーマ表現/優位性の最大発現)
⑤話者の超目標・貫通行動(テーマの進化-深化の軸)

コンセプト作成
5つに分解した要素から新たな価値の指針となるコンセプトを作成。

4つのロジック
コンセプトに即した演繹、帰納、弁証、ドラマのロジック・パターンに分類。
ロジック策定
最適なロジック・パターンを選定し、コンセプトと時代に即したロジックを組成。

4つのロジック・パターン
①帰納法:個別的・特殊な事例から一般・普遍的な結論
              結論Dを提示して、Dへ至る段階をより個別な事例AからB→Cと順に積み重ねていく。
            「理解の確認」を行いながら、知識を重層・拡大して普遍化する。
・受信者の体験:獲得
②演繹法:一般的・普遍的な事例から個別的・特殊な結論(ex三段論法)
              結論を提示せず、より一般的事例Aの検証からBの発見→Cの発見と結論Dに至る。
            「問いかけ」を重ねることで、問題を検討・分離して個別化していく。
・受信者の体験:発見
③弁証法:ある事例と、対立する事例によって導かれる本質的に統合した結論(対話型)
              一般的事例Aに対し個別事例Bを対立させること結論Cに至る。
              一般常識や習慣を批判し、その矛盾を明らかにしながら進行し問題を一極化していく。
・受信者の体験:解決
④ドラマ型:個別・特殊な目標から導かれる一般的・普遍的な結論(変化した目標)
                主人公AがBをパートナー/武器に、対立Cと衝突、葛藤しながら目標Dに至る。
                サスペンス(不安定/不確実)、ミステリー(推理)、スリラー(危機)などがある。
・受信者の体験:感動、浄化(カタルシス)

メディア特性マッチング
コンセプトをもとに、もっとも効果的なメディアを選定。
リリース施策策定
効果のあるメディアに対するリリースの戦略を策定。

ページのTOPへ